催眠で歯科治療

かなり前ですが、こういう番組が放送されました。

仰天ニュース「催眠術スペシャル」

内容はこうです
3つの話がありました

一つ目は
2008年イギリスの歯科医が友人の催眠療法士と一緒に画期的な治療法を研究する。

それは催眠下で無麻酔で歯科治療するというもの。

そして長年虫歯で悩んでいた患者の歯を催眠下で無麻酔で抜いた。

2つ目は2008年イギリスの催眠療法士が自分の手の手術に麻酔なしで臨んだ

という話でした。

が、1つ目の話ははちっとも仰天じゃない。

私は1983年頃に友人の歯科衛生士の親知らずを無麻酔、催眠下で抜いているんです。


東京医科歯科大学口腔外科にいた頃、仮面うつ病の勉強の一環で学んだ催眠誘導を使ったんです。

仰天ニュースだと患者さんを中世の騎士だと暗示をかけています。

再現映像でみるかぎり、これは暗示であって催眠誘導ではない。

その証拠に後日ほかの歯を抜いたときに痛がっていました。

催眠誘導(医療催眠)だと催眠の深度を深くすれば簡単に痛みは取り除けるんです。
しかも一度その深度まで催眠を下げることができれば2度目3度目はもっと深くできます。

今更何をというニュースでしたね。
どちらにしろちっとも仰天ではありませんでした。

また、2つ目の話ですが

これは自己催眠ということになりますが
痛みを取り除けるくらい深度の深い催眠をかけるには自分では無理です。

催眠は術者のことを信頼し、尊敬していないとかかりません。
もし、それができるとなるとよっぽど自分が素晴らしい、世界一だと心から思っている人でしょう。

まあ、テレビ番組は100%真実を伝えるものではないですからね。

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