週刊ポストの歯科関連記事のでたらめ 2

週刊ポストの7月15日号「やってはいけない歯科治療」第二弾

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前回もお話ししましたが、あらゆるものは「仮説」です。

例えば「3歳までに虫歯菌に感染しなかったら一生虫歯にはならない」

こんなことは私たちが学生の頃は一笑に付されたのです。
が、今や定説になっています。

しかしこれも仮説です。今後覆るかもしれない。

レジン(白い詰め物)がいい
金属をセメントで詰めたほうがいい
これらは仮説です。
どちらがいいとは一概に言い切れません。

という考えのもとに第二弾の記事を見ると


ブリッジを作るため、縫田派の両隣の歯を削ることは「歯を失う負の連鎖」と書かれています。

しかし、これは仕方なく削るのであって、抜けたままにしておくと噛みにくいという不便さに加えて、かみ合う歯や抜けた歯の顎の歯が移動してくるすきっぱになってくるなどのデメリットがあるのです。

また、入れ歯にすると1本の入れ歯は小さいので飲み込んでしまうことがあります。そうなると開腹手術(わたしは立ち会ったことがあります)

まあ、ここまでは不安だけあおっていると考えれば結論次第ではまあ、許せるかなと思いますが・・・


この記事の続きには

差し歯がほとんど使われていない
予防拡大で大きく削っている

などのおかしな文章があります。

差し歯は本来、継続歯といってこの記事の絵にある土台を作ってかぶせるといういまの治療のこととは別物です。

また、この記事でいう差し歯は今の普通に行われている治療です。


そもそもなぜ抜くのか

グラグラかボロボロかの2つです。

が、このあとに根管治療が大切だという話が出てくる。


根管治療というのは神経の治療のこと。我々が普通にやっていること。
グラグラだったりボロボロだったりする歯はそれ以前の話です。

料理で例えるなら材料に火を通すときに、蒸すか焼くか、と電子レンジのどちらがいいかという話に
塩を振るのがいいといってるのと同じです。

ノンクラスプ義歯(針金のない入れ歯)が一番いいのに保険では認められていないなどという話がありますが、
ノンクラスプ義歯は傷つきやすく、変色します。

それでも針金が嫌だという人にはいい。それぞれメリット、デメリットがあって一番いいということはないのです。

この後もおかしな話、あまりに突飛な話が続きます。

確かに私が経験したおかしな歯科医、悪徳歯科医がいることも確かです。

が、すべてではない。むしろちゃんとやっている歯科医のほうが多いはずです。

多分、この記事を書いた記者は理解しないで書いています。

週刊文春、週刊現代が医療記事を書いていますが、文春はよく取材しています。
それに対抗しての記事でしょうがあまりにひどい。
また今週のポストにも続きの記事が出ました。
それはまた次回に

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