いい歯科医とは いい治療とは


週刊ポストの歯科関連の連載まだ続いています。
みなさんは良い歯科医のもとで良い治療を希望しているでしょう。

そもそも物事の「良い」「悪い」ってどこで判断するのでしょうか?

私は「良い」「悪い」はないと思っています。

極論ですが、人を殺すのは日本人は悪いと思っている人が大半です。
が、イスラムの一部の人たちは、ジハードのためなら「良い」のです。

また、森鴎外の「高瀬舟」のような場合、「悪いけれど良い」と考える人も多く出てくるでしょう。

私たち歯科医、医師は法律で守られているだけで、実は人を傷つけているのですから
「傷害罪」です。

治療でいえば「良い」「悪い」は基本的にはないと思います。

例えば数本残ったグラグラの歯を残すのがいいか悪いか。

自分の歯に勝るものはないということから歯を残すという意味ではいい。
しかし、長く残すことによってあごの骨がなくなり、入れ歯を入れたときに安定しなくなる。
だったら早く抜いたほうがいい。

治療全般でいっても、いろんな説があり、一概に言えないと思います。

つまり、「良い、悪いではなく、好きか嫌いか」ではないでしょうか?

大切なのは、「相性」です。

「医師、歯科医と患者さんとの相性が良ければいい」と思います。

ただし、これらのことはお互いに善意を持った考え方の上に成り立つことです。

私は自分で腕はよいとは思いませんが、家族にするような治療をしていこう。
と思っています。

それがいいと思ってくれる人たちが来てくれるとうれしいです。

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