治療時の手袋は必要か?

ある歯科の口コミサイトに

「ここの先生は素手でした。もう絶対行きません」

という書き込みがありました。

私はずっと素手で治療をしていたので世の中の風潮はこうだったのかと愕然としました。

それからしばらくは手袋をつけて治療をしていました。



が、これが良くない!

手に感覚が直接伝わらないので細かい作業ができない。

詰め物を磨くときに手袋を巻き込む。

詰め物などを落としそうになる。

などなど


1か月続けましたが、誤飲をさせる可能性が高く危険という判断を下し、やめることにしました。


そもそも手袋は何のためにするのか?

私が5年半いた東京医科歯科大学口腔外科では、オペ室でのオペはもちろん手袋をします。

それも完全に滅菌された滅菌手袋。


普段の処置は感染性の病気を持った患者さん以外は素手でした。

外来も基本的に素手。

しかし、手洗いはしっかりしていました。



そもそも手袋は何のためにするのか?

オペ室のオペの場合は感染予防です。


しかし、それ以外の手袋着用は自分の身を守るためです。

だいたい普段つかっている手袋は滅菌されていない安物です。
滅菌手袋は1つで300円くらいします。使い捨てです。

保険で治療している場合その手袋代は出ません。

そもそもそこまでの滅菌は必要ありません。

それ以外の滅菌の程度に合わせなければ手袋だけ滅菌しても意味がありません。



そもそも歯科以外ではどうか?

知り合いの何人かの内科、心臓外科、皮膚科の先生方に聞いてみました。

全員素手でした。


しかも使った聴診器などは滅菌していません。

歯科だけがなぜかやり玉にあげられるのです。



大切なのはなんでしょう?


手洗いです。

手袋をしているDrや歯科衛生士などよく見てみてください。

手袋をしているだけで手洗いをしない人がどれほど多いか!!


これは自分の身を守るだけで患者さんのことを考えていない!


以前私の患者さんだった肝炎財団の先生に聞いたことがあります。


もっとも効果のある滅菌薬剤は


「水です!」


手に1億の菌がいても手洗いで流すことで5千万になり1千万になり500万・・・・・

数個になったら感染能力なんてありません。


私は卒業して5年半口腔外科に勤務していました。


手洗いはしっかりしてきました。

そのおかげで、肝炎やその他の感染性病気だった(退院してから感染能力が高いとわかった)
患者さんの処置を素手でやってきましたが感染していません。

手洗いのおかげです。


最初に素手は嫌だといった人に聞いてみたいです。

お寿司屋さんの職人さんが手袋をして握っていたら美味しく感じますか?

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